劇場版仮面ライダードライブ感想

 つい先日『劇場版仮面ライダードライブ サプライズフューチャー』見てきました。内容を覚えているうちに感想を纏めておこうと思います。

(多少ネタバレ有り)

 

 

 公開前からダークドライブ、そして超デッドヒートのデザインはとても良く思っていましたが実際見ても実にカッコいいですね。特に超デッドヒートの不完全さにはしびれるものがありました。逆境の中からの奮戦には弱いところがあります……。

 

 また、やっと来たか……と思ったところですけど警察の組織的なドライブへの協力ですね。本編では特状課の協力こそありましたけど警察組織としては内部に敵がいたこともあって、むしろ敵側になったことの方が多かったです。今作でも当初は敵側になり進ノ介を追っていましたけどドライブを全面的に援護するシーンの時はようやく望んだ展開が来たことに感極まりました(警察官のライダーということだったので番組当初からクウガの時にあったようなライダーへの組織的な協力にはずっと期待していました)。

 

 タイプスペシャルの変身シーンもまた良かったところです。父と息子での同時変身シーンはグッと来るところでした。敵側であったタイプネクストとの現代と未来のまさにスペシャルな変身でありました。そこからの主題歌もベタですがそれもまたよし、でしょう。

 

 進ノ介とベルトさんの友情が随分深いものになっていたのも感慨深いですね。今の本編でもそういったシーンは多く見受けられるようになりましたけど、今作は特にこの二人に焦点を置いていると感じました。『ナイスドライブ!』のシーンとか最高でした。

 

 先述した通り進ノ介とベルトさんに注目されていた作品でしたので他の人物の出番は抑え目だとは思いました(見せ場は当然ありましたけど)。ゴーストはまたベルトがよくしゃべりそうだなぁ……wと思いましたね。あと感じたことにベルトさん復活の伏線回収はなかなか上手く決まっていたなと思いました。

 

 

 本編も仁良編を終えてから軌道に乗っているなと個人的に感じています(どうしても仁良編のあれは受け付けられない……)。主人公の同僚に早瀬なんて人物が出てきたときは初代のオマージュ狙いか?とも思いましたけどどうやらそんな展開にはならない模様。

 今本編はずいぶんと良い展開になっていると思うのでこのまま最終話まで突っ走ってほしいところです。個人的にはチェイス含めてロイミュードたちがどうなっていくのか、実に気になるところです。

 ちなみに入場者特典は進ノ介の免許でした。